顎の骨が薄くインプラント治療を諦めている方へ
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- 顎の骨が薄くインプラント治療を諦めている方へ
インプラントは、どなたでも受けることができる歯科治療です。
基本的に、年齢制限などはありません。
ただ、全身疾患との関連やそれに伴う顎の骨の状態の悪化で、 インプラント治療を断られるケースもあります。
当院では、骨量不足や骨質不良によってインプラント治療を諦めた方へ、
骨を造成したり骨質を改善する治療法をご提案しております。
基本的に、年齢制限などはありません。
ただ、全身疾患との関連やそれに伴う顎の骨の状態の悪化で、 インプラント治療を断られるケースもあります。
当院では、骨量不足や骨質不良によってインプラント治療を諦めた方へ、
骨を造成したり骨質を改善する治療法をご提案しております。
顎の骨の不足について
インプラント治療を行えるかどうかは、顎の骨の状態で決まります。
インプラントは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込む補綴治療ですので、肝心の顎骨に十分な骨量がないと、
埋入そのものを行うことが困難となるからです。それだけに、顎の骨の幅や高さ、奥行きなどが不足していると、 インプラント以外の補綴治療を提案されることとなります。
当院では、そうしたケースでもインプラント治療が行えるよう、骨量を増やす治療法をご提案することが可能です。
顎の骨が不足している方への治療法
インプラント体を埋め込むには、少なくとも幅6mm、深さ10mmの骨量が必要となります。
他院でインプラント治療を断られた方は、おそらく、骨の幅や高さ、あるいは骨密度などが不足しているのだと思われます。
そういった骨量(質)の不足を補う方法として、以下の4つが挙げられます。
他院でインプラント治療を断られた方は、おそらく、骨の幅や高さ、あるいは骨密度などが不足しているのだと思われます。
そういった骨量(質)の不足を補う方法として、以下の4つが挙げられます。
GBR法
GBR(Guided bone regeneration)とは、骨再生誘導法と呼ばれる治療法で、
文字通り骨の再生を促します。骨が不足している部位に、自家骨(患者さまご自身の骨)や人工骨を移植し、骨量を増やします。
「メンブレン」という特殊な膜を使って、骨が再生するスペースを作るのがこの治療法の特徴です。
サイナスフロアエレベーション
サイナスフロアエレベーションとは、上顎洞底挙上術(じょうがくどうていきょじょうじゅつ)とも呼ばれる骨造成法で、
「クレスタルアプローチ」と「ラテラルアプローチ」の2種類があります。
いずれも上の顎の骨量が不足しているケースに適応されます。
いずれも上の顎の骨量が不足しているケースに適応されます。
上顎洞までの距離がポイント
サイナス(上顎洞)とは、上顎の奥歯のすぐ上に存在している空洞です。
加齢や歯周病などで顎の骨が薄くなり、サイナスまでの距離が近くなると、 インプラント埋入時にその空洞へと突き出てしまうリスクが生じます。 そこで有用なのが上顎洞を挙上する2つの骨造成法です。
加齢や歯周病などで顎の骨が薄くなり、サイナスまでの距離が近くなると、 インプラント埋入時にその空洞へと突き出てしまうリスクが生じます。 そこで有用なのが上顎洞を挙上する2つの骨造成法です。
【クレスタルアプローチ】(ソケットリフト)
ソケットリフトは、骨量の不足が比較的少ないケースに適応される術式です。
骨量が不足している部位を垂直的に持ち上げ、自家骨や人工骨を移植することで骨の造成をはかります。
骨量が不足している部位を垂直的に持ち上げ、自家骨や人工骨を移植することで骨の造成をはかります。
【ラテラルアプローチ】(サイナスリフト)
サイナスリフトは、骨量の不足が比較的多いケースに適応される術式です。
骨量が不足している部位の側面からアプローチして、上顎洞を挙上します。
自家骨や人工骨を用いて骨造成を行う点はソケットリフトと同じです。
骨量が不足している部位の側面からアプローチして、上顎洞を挙上します。
自家骨や人工骨を用いて骨造成を行う点はソケットリフトと同じです。
リッジエクスパンジョン法
リッジエクスパンジョン法とは、骨の高さは十分にあっても、骨幅が不足しているケースに適応される術式です。
顎の骨を超音波切削器具を使って2つに分割し、インプラントが埋入できるスペースを確保します。
2分割して生じたスペースには、インプラントを埋入すると同時に、骨補填材で満たすことによって、骨の再生を促します。
諦めた方も一度当院へご相談下さい。
上述したように、顎の骨が不足していても、インプラント治療は行えます。
適切な処置を施すことで、不足した骨量を補うことができるからです。当院であれば、インプラント治療そのものはもちろんのこと、
骨造成術に関する治療実績も豊富です。他院で断られ、インプラント治療を諦めていた方は、ぜひ一度当院までご相談ください。 骨を再生させる方法について、さらに詳しくご説明いたします。
それでもインプラントが難しいケース
骨の不足によってインプラントが難しいケースでは、骨造成という解決方法をご提案できます。
けれども、重症度の高い内科的疾患があるケースでは、インプラント以外の治療法を選択せざるを得ないことも珍しくありません。
具体的には、以下に挙げるような全身疾患です。
けれども、重症度の高い内科的疾患があるケースでは、インプラント以外の治療法を選択せざるを得ないことも珍しくありません。
具体的には、以下に挙げるような全身疾患です。
- 血糖値のコントロールが困難な糖尿病
- 重度の肝疾患
- 人工透析を要する腎疾患
- 心不全などの心臓病
- 一部の骨粗鬆症
こういった疾患が背景にあると、インプラント治療を安全に行えない可能性があります。
もちろん、お体の状態や内科医との連携によって、インプラント治療が可能となることもありますので、まずは当院までご相談ください。